山谷1号 | HABURI
彫刻、インスタレーション
私は山谷の住人から頂いた材料の一部を利用し、編み物の方式で柔らかな彫刻を制作した。歴史の中で山谷の都市景観を築いてきた労働者たちをテーマにして、彼らの過去と歴史の中での役割、そして時代の変化による、今日の姿を表現したいと考えている。また、山谷の「現在」について描写することも、日本社会の全体に潜在化させている高齢化と労働力の間の矛盾を間接的に示すものとなるでしょう。
作家紹介:
HABURI, 1992年中国内モンゴル⽣まれ。内蒙古師範⼤学美術学部油画科修了。2016年来⽇。2020年に東京藝術⼤学⼤学院美術研究科油画専攻修了。現在京都を拠点に活動中。
彫刻、インスタレーション主な個展に「⽤事がなければ、帰ってこないで」⼭中suplexの別棟「MINE」(⼤阪、2023)、主なグループ展に「Portrait of Humanity: FACE & LIPS」ギャラリー林 (東京、2022)、「東京インディペンデント2019」東京藝術⼤学(東京、2019)